別府漂流
2006年 02月 17日
2005年12月。
今年度の職員旅行は別府だった。いつもならば面倒くさがって職員旅行には参加しないのであるが、今回は違った。豊の国の旅である。湯布院や日田をはじめ、豊の国にはどこか人を引きつけて止まない魅力がある。だから今回は積極的に参加をすることとした。
別府の宿は別府大学駅近くの某ちゃんこホテル。飲み会も無事に済まし、一人別府の繁華街へ歩いてみることとした。お目当ては酎州大分さん(http://chusyuoit.exblog.jp/)が紹介されている緒方の粕取り焼酎“富源”を飲むことができる店。
JR別府大学駅から、もはや大分以北の日豊本線スタンダートとなった815系電車に揺られ、別府駅へと向かった。
“富源”を飲みながらなにか・・・と思っていたのだが、残念ながら休みであった。仕方なく別府の街を歩く。
別府といえば“温泉の街以外”に思いつくのが“怪しの街”である。さっそく『成人映画』という看板に出くわし、感動してカメラを向けてしまった。そのような私など気にもとめずに、観光客が路地へと消えていく・・・。
ガラス越しに見る店の中。やはり飲まれている焼酎の銘柄は“いいちこ”であったり“二階堂”であったり。我が宮崎の“霧島”が健闘しているのには意外であった。それにしても、琴線に触れる店が多い。目移りをして困るのだ。
個性的な看板をかすめながら、街灯の下を歩く。時々、おばちゃんや怪しいお店の客引きに捕まるが、「ごめんねぇ・・・。」と謝りながらヨタヨタと歩き続けた。
もう閉店した何かしらのお店に浮かび上がる水槽・・・。酔いのせいもあるが、町並みが幻燈のようにぼーっと浮かんでは消えていく・・・。気がつけば、町並みの合間にぽっかりと空が浮かんだ八坂神社の界隈にいた。小腹も空いたことだし、ラーメン屋へと入った。
「八坂ラーメン」。
狭い店のカウンターに陣取り、ラーメンを頼んだ。細麺。私が大好きな博多のあっさりとしたラーメンとは離れているが、ともかくおいしくいただいた。客が私一人というのもあるが、店内に流れていたテレビのボリュームが記憶に残っている。
ラーメンを食べ終わって、再度街をさまよう。古い建物にぶち当たったかと思ったら、歴史ある“竹瓦温泉”。せっかくなので一っ風呂浴びる。
温泉では福岡出身の方と盛り上がったのであるが、湯船の湯温は十分に熱すぎる。カランを手にとにかく浸かることのできる温度まで水を湯船に投入した。
やっと浸かれるかな・・・と思ったところで温泉の営業時間限界である22:00に達する。わずか数十秒の温泉。はっきり言って悲しいではないですか・・・。
不完全燃焼のまま温泉を後にし、再度別府駅へと向かって歩き出した。人の姿は先ほどからするとだいぶん減ったようだ。
ギリギリ最終の日豊本線上り電車へと間に合い、815系電車に揺られて別府大学駅へと降り立った。駅のホームには私一人であった。
今年度の職員旅行は別府だった。いつもならば面倒くさがって職員旅行には参加しないのであるが、今回は違った。豊の国の旅である。湯布院や日田をはじめ、豊の国にはどこか人を引きつけて止まない魅力がある。だから今回は積極的に参加をすることとした。
別府の宿は別府大学駅近くの某ちゃんこホテル。飲み会も無事に済まし、一人別府の繁華街へ歩いてみることとした。お目当ては酎州大分さん(http://chusyuoit.exblog.jp/)が紹介されている緒方の粕取り焼酎“富源”を飲むことができる店。
JR別府大学駅から、もはや大分以北の日豊本線スタンダートとなった815系電車に揺られ、別府駅へと向かった。
“富源”を飲みながらなにか・・・と思っていたのだが、残念ながら休みであった。仕方なく別府の街を歩く。
別府といえば“温泉の街以外”に思いつくのが“怪しの街”である。さっそく『成人映画』という看板に出くわし、感動してカメラを向けてしまった。そのような私など気にもとめずに、観光客が路地へと消えていく・・・。
ガラス越しに見る店の中。やはり飲まれている焼酎の銘柄は“いいちこ”であったり“二階堂”であったり。我が宮崎の“霧島”が健闘しているのには意外であった。それにしても、琴線に触れる店が多い。目移りをして困るのだ。
個性的な看板をかすめながら、街灯の下を歩く。時々、おばちゃんや怪しいお店の客引きに捕まるが、「ごめんねぇ・・・。」と謝りながらヨタヨタと歩き続けた。
もう閉店した何かしらのお店に浮かび上がる水槽・・・。酔いのせいもあるが、町並みが幻燈のようにぼーっと浮かんでは消えていく・・・。気がつけば、町並みの合間にぽっかりと空が浮かんだ八坂神社の界隈にいた。小腹も空いたことだし、ラーメン屋へと入った。
「八坂ラーメン」。
狭い店のカウンターに陣取り、ラーメンを頼んだ。細麺。私が大好きな博多のあっさりとしたラーメンとは離れているが、ともかくおいしくいただいた。客が私一人というのもあるが、店内に流れていたテレビのボリュームが記憶に残っている。
ラーメンを食べ終わって、再度街をさまよう。古い建物にぶち当たったかと思ったら、歴史ある“竹瓦温泉”。せっかくなので一っ風呂浴びる。
温泉では福岡出身の方と盛り上がったのであるが、湯船の湯温は十分に熱すぎる。カランを手にとにかく浸かることのできる温度まで水を湯船に投入した。
やっと浸かれるかな・・・と思ったところで温泉の営業時間限界である22:00に達する。わずか数十秒の温泉。はっきり言って悲しいではないですか・・・。
不完全燃焼のまま温泉を後にし、再度別府駅へと向かって歩き出した。人の姿は先ほどからするとだいぶん減ったようだ。
ギリギリ最終の日豊本線上り電車へと間に合い、815系電車に揺られて別府大学駅へと降り立った。駅のホームには私一人であった。
by c55-52
| 2006-02-17 00:37
| 酒